Fly High!! ~ 彼らのStory ~

バレーボール男子応援ブログ

■夢の余韻 新しい足音 ~WL観戦 その2~

三ノ宮から京都までは在来線でも1時間くらいと知り、京都、大阪、神戸って本当に近いんだな、を実感しながら、窓の外に目を馳せる。

新幹線で風景を見てると、なぜか、酔う体質の私は、こっちに出張できてものんびり窓の外を眺めることはほとんどない。
だから、ヘッドホンで周りの喧騒を遮断しながら、景色が変わるのを楽しんでいた。

この日の最初の目的地は護王神社

何日かまえにツイートで「足腰」に関する祈願が出来る神社だと聞いて、そりゃ、もう、行かなきゃ、と思ったから。

私の応援するアスリートたちはみんな足、腰に関する怪我を抱えている。
それはもう、職業病のようなもので、私たちに出来ることはなにひとつないけど、祈ることは出来る。
よくなってほしいと、心から願うことは出来る。
そう思ったから。

こじんまりとした神社で、絵馬を買って、思いを込めて文字を書き、彼らの回復を祈願して、絵馬を掛けた。
欲張りな私は羽生結弦さん、石川祐希くん、柳田将洋さん、みなさんの回復をお願いしてみました。
絵馬をかけようと、周りをみると、羽生結弦の名前が書かれている絵馬を多数発見。
彼も愛されているのだな、とぼんやり感じていました。

京都はむっちゃ暑くて、歩くと滝のように汗をかいていたけれど、心はなんだか晴れやかだった。

次の目的地は大阪中央体育館。
最初にここに来たのは20132月。

ゆづの四大陸選手権を見に来た時。
いまは仲良くなった観戦仲間と初めて一緒に試合を見た場所。
ケビンの神演技に会場が持ち上がったように見えたあの瞬間、ここにいた。

今日はここでどんなモノが見えるのだろうと期待しながら。

席はアリーナエンド。
OQT
ですっかりエンドが気にいった私。
試合の流れや選手の動きが分かりやすい。。
一つの誤算は、このエンド側で石川くんが観戦してたこと。
視界の端に彼の後姿がみえるから、なんか落ち着かない気分。
試合に出れないコンディションでチームメートの試合を見るってどんな気分なんだろう、とその様子が気になって。

1
セット目は若いメンバーでのスタート。
昨日に引き続き柳田くんがコートの上で出場機会の少なかったメンバーに積極的に声をかけ、まるでその姿は映像で見た春高の時の彼のようだった。
ぼんやりと、それは2020年の姿かもしれないと思いながら。

彼はキャプテン気質なんだろうね、多分。
そして周りがよく見える人。

1日目ほどサーブはよくなかったけど、新しい彼の一面を見せてもらった気がしてた。
NEXT4
の山内くん、高橋くんもようやくコートにたてて、いい経験が出来るといいな、と思ってたけど、結局、監督は追いつかれそうになって、メンバーを入れ替える。
清水さんと、深津さんに。
そして、セットを落とす。

采配って何だろう。
どうせ、落とすなら、最後まで戦い切らせてあげたい、気がしたのは私だけじゃないはず。


つづく